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スローガン:「主体性を持って未来を切り拓こう」

第55代理事長 菱川 祐太
【はじめに】
1972年、「地域社会の問題解決や地域社会の発展の責務に“情熱と英知”を集め、勇気をもって立ち向かっていくならば、必ずや明るい豊かな郷土を築きあげることができる」という志を持つ青年たちにより、全国で500番目の青年会議所として成田青年会議所が誕生しました。そして本年、一般社団法人成田青年会議所は創立55周年という節目の年を迎えます。これも今日までの55年に至る礎を築き上げてこられた諸先輩方のご尽力と、多大なるご支援をいただいた関係諸団体様の功績に対し、感謝と敬意の念を込め、現役会員を代表して心より御礼申し上げます。
我々の活動の中心である成田市は、市政施行当初の人口5万人から、空港関連事業の発展や市町村合併を経て、現在では13万人を超える都市へと成長しました。人口の増加と高齢化に伴い、医療負担も年々増加傾向の一途をたどっています。地域の活性を支えるためには、何よりも一人ひとりが健康への意識を高めることが欠かせません。
また、成田山新勝寺を中心とした門前町は、年間1,000万人以上の参拝客を迎える観光地として発展しております。さらに、日本の空の玄関である成田国際空港では、新滑走路の建設や既存滑走路の延伸の機能強化が進んでおります。政府が掲げる「2030年訪日外国人旅行者数6,000万人」の達成に向けて成田国際空港が果たす役割は非常に重要な位置づけとなっています。雇用の創出(空港内で4万人、周辺地域で約20万人)、旅客数(年間約7,500万人)や貨物量(年間200万トン)の増加により数兆円規模の経済効果が期待されています。
その他にも近年では、国家戦略特区である国際医療福祉大学医学部の開学や附属病院の開院、成田市公設地方卸売市場の移転・再整備など、成田市は文化・経済共に飛躍的な成長をし続けており、成田市が掲げるNARITAみらいプランの将来都市像である「住んでよし 働いてよし 訪れてよしの 生涯を完結できる空の港まち なりた」の実現に向けて動いております。
成田青年会議所も運動を通じて地域の発展に寄与してまいりました。今後も成田青年会議所の運動を継続させ、明るい豊かな社会を築いていくことが、我々自身の成長へとつながり、その過程で得られる経験により、共に活動する仲間との絆をより強固なものにしていかなければなりません。変化の激しい時代だからこそ、より多くの仲間をつくり一人ひとりが主体性を持ち課題に向き合うことが必要です。
会員がすべての機会を逃すことなく成長をし、その青年の力を集結し、多くの挑戦をすることでこの地域の活力となり、NARITAの持続的発展を実現していきましょう。
【健康で繋がる主体性あるまちづくり】
人生100年時代という言葉は、私たちの未来そのものです。 仕事もプライベートも充実させ、やりたいことに思いっきり挑戦する。そんな未来を実現するためには、健康という名の確かな土台が不可欠です。しかし、忙しい毎日の中で自分の体を後回しにし、健康について考える時間を持てていないのが現状ではないでしょうか。健康は、誰かに言われてやるものでも、我慢するものでもありません。それは、自分自身の未来に投資し、人生を豊かにするための最も重要なツールと考えます。
成田青年会議所は、この時代の課題に真正面から向き合い、青年世代の行動力と創造性を原動力に、新しいまちづくりを始めます。私たちは、単に個人の健康増進に留まらず、健康を切り口に人びとが繋がる機会を創出します。健康を通じこのまちに関わる人たちが、多くの交流ができるきっかけの場を提供します。
そして、一人ひとりの健康意識が高まることが、やがてはまち全体の活力となり、新しいコミュニティやイノベーションを生み出すと信じています。この活動を通じて、NARITAを「いつまでも挑戦し続けられる、活気あふれるまち」にしていきます。
【主体性を育む青少年健全育成】
スマートフォンから瞬時に膨大な情報を得られる現代では、「コスパ(コストパフォーマンス)」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」という効率重視の考え方が広く浸透しています。効率を重視するあまり、私たち大人の行動までもが影響されてしまうことがあります。しかし、子どもたちには効率を重視することよりも、一見非効率に見えるようなことや、非日常の体験を通じ、自ら考え、選択する力を育み、失敗を恐れず、行動をし続ける勇気を持つことが必要だと思います。
私は、人生は日々「選択」と「行動」の連続だと考えています。
進学、仕事、住居など様々なテーマで私たちは常に選択を迫られ、その選択に基づいて行動し続けています。次世代を担う子どもたちに、この「選択する勇気」と「行動する勇気」の重要性を伝えなければなりません。それらを経験した子どもたちは、主体性を持って地域の明るい未来を切り拓くことができると信じています。
【主体性を持った持続可能な会員拡大】
会員拡大は、組織が継続的に発展していく上で不可欠な要素です。成田青年会議所が今後も地域課題を見つけ、解決に向けた運動を展開していくためには、一人ひとりの会員が主体性を持ち、継続的に拡大の意識を持つことが求められます。
そのためには、運動・活動に誇りをより持てるようにしなければなりません。新たな仲間を増やすことは、組織の活性化に繋がるだけでなく、私たち自身の成長の機会にもなります。より多くの青年世代に私たちの運動・活動を理解し、共感・賛同してもらうためにも、交流の機会を積極的に作っていくことが重要です。
これらの取り組みを通じて、一人でも多くの新しい仲間を迎え入れ、共にNARITAの未来を創っていきましょう。
【主体性を発揮する組織運営からの運動発信】
組織を円滑に運営していくためには、ルールの徹底が不可欠です。これらは、成田青年会議所の活動を支える「運営基盤」であり、組織を動かす心臓部と言えます。現在、会員の半数近くが、入会3年未満のメンバーです。彼らが組織の一員として主体的に活動できるようメンバー内にも情報発信を行います。
どんなに優れた運動も、認知されなければ意味がありません。美味しい料理も、お客さんがいなければビジネスとして成り立たないのと同じです。私たちは、より多くの人びとに成田青年会議所の魅力を伝え、共感・賛同を得るためのSNSを用いて情報発信を強化します。
これらの取り組みを通じて、組織の基盤を強化するとともに、成田青年会議所の運動・活動を広く発信し、新たな仲間を増やしていくことを目指します。
凡事徹底と広報活動を強化しより強固で魅力的な組織にしていきます。
【感謝と未来につなぐ55周年】
本年55周年という節目を迎えます。この歩みは今日まで歴史を積み重ねてきた先輩諸兄姉の皆さまそして、この地域に携わって頂きました皆さまのおかげです。周年事業を通し感謝の思いを伝え、「過去の積み重ねが今であり、今の積み重ねが未来である」この言葉の様にこの地域の未来を明るい豊かな社会にするべく歩みを進め、成田青年会議所は主体性を確立し、地域の皆さまとともに未来へ邁進してまいります。
【むすびに】
一年の流れは本当に早いものです。時間は誰も待ってはくれません。だからこそ、この貴重な時間を共に分かち合う仲間との日々を、実りあるものにしていきたいと強く願います。
私は成田青年会議所に所属して7年目となります。その中で青少年、拡大、まちづくりの委員会に所属をしてきました。例会を企画することで、参加者側はどう思うか。どのようにしたら多くの方が参加してくれるか。どのようにしたら相手に伝わるか。などたくさん悩み、多くの壁にぶつかりました。そのたびに仲間や先輩方から多くの教えをいただき、成長する機会をいただきました。ここには多くの仲間がいます。一人でできることは限られますが、一人ひとりが主体性を持ち、多くの仲間とともに運動・活動を行うことで、私たちは地域に大きな影響を与えることができると、私は確信しています。
共に汗を流し、共に学び、共に成長を実感していきましょう。そして、この一年が終わる時、互いの成長を心から喜び合える、そんな最高の仲間でありたいと思います。
価値観が多様化する現代だからこそ、私たちは「なぜ、この運動を行うのか」という信念を貫き通さなければなりません。変化を恐れず、常に一歩先を見据える勇気を持ちましょう。
私たちには、NARITAの未来を切り拓く力があります。その可能性を信じ、共に熱い想いを胸に行動し続けましょう。
以 上



