理事長所信

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スローガン:「心ひとつに上を向いて走ろう」

2014年度基本理念並びに行動規範・活動方針

理事長 平野 伸一

【はじめに】

私は青年会議所から幾度も能動的な機会を与えて頂きました。「人生において成功は約束されていない、しかし成長は誰にでも約束されている。」の一言を教授し続けてくれました。同時に「責任の矢印は自分に向けて、人のせいにはしてはならない。」と私が変わる機会を提供して頂きました。

まだまだ未熟者でありながらも、もっと地域の為に貢献したい。その為にはまず自己変革という成長を日々していかねばなりません。自分が変われば仲間が変わる、仲間が変われば地域が変わる、地域が変われば日本が変わる。成長を重ね、気概を持ち走り続けます。

だからこそ私は、青年会議所の修練・奉仕・友情の三信条の中でも修練こそ真骨頂であり、修練の為の奉仕であり、修練の場としての友情であると確信しています。心ひとつになれば、どんな修練でも乗り切れる。一人ではなく皆で壁を乗り越える。思い出を作るためではなく、未来を創る為に汗を流します。

【子供達の明るい豊かな未来に向かって】

諸先輩方による、汗と涙の結晶ともいうべき、少年の翼事業が本年30回目を迎えます。また、わんぱく相撲成田場所が本年5回目を迎えます。これらの事業がこれからも必要とされ続いて行くように、我々は走ります。成田青年会議所は青少年健全育成事業を通じて、今まで様々な研修を実施してきましたが、誰のための、何のための研修なのかをしっかり自問自答した形で研修に臨んでいきます。また国際交流事業という担いを尚一層大事にしたいと考えます。本年はグローバルな視点を持って、研修をよりオープンにしていきます。そして我々もこれらの事業を通じて、利他の精神を、子供達と共に修練していきます。

【関東で一番輝くLOMに向かって】

JAYCEEは人と人との絆や繋がりを最大限に活用し、各々の地域の特性を、知恵を出して伸ばすべきであります。そして共助し、切磋琢磨することにより地域の持続的な発展を促すべきであります。JAYCEEによって成長した地域がよりひとつになる。ひとつになった地域が関東という大きな集合体となったとき、明るい豊かな社会に近づくことができると確信します。

「第62回公益社団法人日本青年会議所関東地区千葉・NARITA大会」を主管させて頂くことは、大変栄誉なことであると同時に、関東地区で一番輝くLOMである責任を日々噛みしめながら全力疾走します。そして成田青年会議所にしかできない「空」と「歴史」を全面的に押し出した「心ひとつにおもてなし」をこの大会で発信し、LOM益と地域益を融合させます。それこそが2010年代運動指針に沿った、自立と共助が漲る社会へ繋がると確信します。心ひとつにNARITAの魅力を関東へ発信します。

【2020年のNARITAに向かって】

この地域で育ち、家庭を持ち、生業を営み、そして継続的な地域発展を願う一人として、成田国際空港について真摯に向き合い、成田青年会議所は尚一層修練し、成田国際空港を核としたNARITAの創造に向かって関係諸団体と共に走り続けます。

2020年TOKYOオリンピック・パラリンピックが開催されます。まさしく日本の空の玄関、空の港町NARITAは「心ひとつにおもてなし」で世界中の友達を迎え入れる為にも住民の方々と共に、より心ひとつになる努力を我々青年が怠ってはなりません。

地域を愛するもの同志が手を取り合い、同じベクトルを示したとき、明るい豊かな社会へ通じるのではないでしょうか。市制施行60周年にあたる、記念すべきときにNARITAが未来永劫発展し続ける為に、我々は同じベクトルを示し、内外に行動として発信していきます。

【同志の拡大へ向かって】

青年会議所の中だけで通用する人間になってはいけません。諸先輩達のように、より強い胆力で地域の持続的な発展の為に走り続けなければなりません。今こそ自戒の念を込めて、我々は自己変革による真の意識変革、己を律し、行動するJAYCEEとして走り出さなくてはなりません。

我々が修練によって、変革を創造し開拓し、能動的な機会を提供する為にも、同志を増やさなければなりません。62名で始まった成田青年会議所で、「第62回公益社団法人日本青年会議所関東地区千葉・NARITA大会」を主管させて頂きます。この運命的な62という数字にこだわり、本年、成田青年会議所が62名になることを目標に掲げさせて頂きます。同志を募るときや我々の存在意義を伝えるとき、我々の社会からの評価が問われます。全会員の力をひとつに拡大運動を展開していきます。

【心のある組織に向かって】

すべての会員が心ひとつに目標達成する為に、組織こそ心ある温かさが必要だと考えます。会員が万事何事もスムーズに運動を展開できるように走ってまいります。多種多様な意見こそ青年会議所の大きな財産であり、青年会議所は喧々諤々、幾多の会議を通じて、能動的な機会を創出しています。さらに単年制という不連続の連続、一年一念の新陳代謝を繰りかえす組織運営により成長してきたといっても過言ではないでしょう。「第62回公益社団法人日本青年会議所関東地区千葉・NARITA大会」を主管させて頂く本年は、対外的な意見をたくさん頂戴する飛躍の年でもあります。成田青年会議所が益々成長する為に、時として思い上がった行動をたしなめられたとしても、義を持ってオープン且つ公正な組織を心がけます。心ある組織があるからこそ、我々は走り続けることができる。今まで以上に、心ある組織を創り上げます。

【おわりに】

自分が未熟であると自覚し、世の中に役に立つような人間になる為に、今からここからみんなで切磋琢磨し修練して行こう。苦しいときは手を取りあい、失敗を恐れず挑戦しよう。上を見よう。そこに未来が必ずある。


他が為に、人が強い心で行動するとき

自分の持つ一番のちからが発揮できる


他が為に、人々の心をひとつにし、ちからが漲る社会を創造しよう

今の世が、それをきれい事とする社会であるならば

我々は、その尊さを伝えることから始めよう


私たち青年こそが、NARITAの未来を創る

その思いは「明るい豊かな社会」そして「明るい豊かな自分に」へ繋がるはずだから